エモーショナルサポート Emotional support
”母乳で育てたいお母さんを支援するボランティア団体”=ラ・レーチェ・リーグは母乳育児の情報提供や、励ます活動をしている団体です。
以前から気になってはいたのですが、この秋から「一般賛助会員」になりました。
「母乳育児について相談したい」「母乳育児のことが知りたい」「妊娠中・母乳育児の仲間を見つけたい」そんなときに、強い見方になってくれるのが、ラ・レーチェ・リーグ日本なのです。
「母乳育児の集い」を各地で開催しており、東北地方被災地支援の活動としても出前の集いを2013年から継続しています。具体的には、東北地方岩手県沿岸部の被災地のお母さんたちに集いを届け続けています。
◎ラ・レーチェ・リーグ公式ホームページ⇒http://www.llljapan.org
母乳育児を3度経験したことはありますが、記憶は既にだいぶ消え失せて・・・懐かしい思い出になってしまっている自分。母乳育児支援について、改めて研修に参加という形で学びを深めてゆきたいなと考え始めました。一母親として、非医療職として、母乳育児支援の現場で役立つ「エモーショナルサポート」の学びをとりに、足を運ぼうと思っています。
コミュニケーション研修その1、その2に試しに参加をしてみました。「エモーショナルサポート」というのは、以前より知ってはいました。しかし、具体的にロールプレイを1日かけてじっくりと、段階を経て、繰り返し実施する体験は、学びがとても多く有りました。特に、この経験を経て、母乳育児をしたいと希望する女性自身の中にある、「希望」や「力」を信じることがより一層できるようになった気がいたしました。アドバイスや情報を提供することではなく、「よい」問いを投げかけ、共感し、褒め、話をじっと聴き、やさしく見守り、感情をミラーリングすることだけで、女性はその持てる力や、自らの気持ちや希望に気づき、自ずと解決策を手にしてゆくことができる。
まさに、「真のエンパワーメント」を垣間見たようなきがしました。
<キーワード>
◆聴く方は、関心を持って聴く姿勢が伝わるように態度で示す
◆言葉以外の感情を観察・受け止める
◆「共感」とは、心の中からわいてくるもの
◆感情を言語化して、反射する
◆感情と理由を括り付けて、反射する
◆いろいろな応答(臨機応変な対応)が必要
◆自分の価値観や経験談は、さておく
◆相手の靴を履いて歩くような体験こそが、相手の視線でものごとを捉える感覚
◆「〜に対して」「〜について」「〜に関して」という言葉は、時に議論を呼んでしまう
受け手は、批判されたような気持ちになることがある
◆WHY「なぜ」から始まる疑問文は、相手を萎縮させる可能性が高い
◆オープンクエスチョン(Yes/Noで答えられない質問)で話を聴くと広がる
◆要約には、タイミングが大切
◆主語は、話し相手。(NG例:お子さんは▼▲なのですね OK例:◎◎さんは、お子さんが◆するのを見て〜〜なのですね。)
◆相手の見方に同意しすぎない。言葉の背後にある感情を受け止め、言語化して返してあげることが大切。(OK例:〜の様に聞こえて/〜の様に感じて/〜の様に思えて◎◎なのですね。)
◆相手は、自分自身の感情や気持ちに気づいていると、新しい提案を受け入れやすくなリ、解決策により一層近づくことができやすい。
◆感情を見つけて、映して返してあげること(反射)を通じて、共感していることが伝わり、本人が自分自信により深く問いやすくなる。
子どもは、こうしたコミュニケーション手法で関わりを持つ事で、親から子へ「一生物の財産」とも言える”聴くスキル”と”関係性の築き方”を手渡してゆくことができるそうです。
毎日の生活の中で、できることから始めてみたいと思う。
「ねぇ、マミー聴いてた?」って、言われないように☆
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【お知らせ】
2017年9月30日日本時間午後8時から Facebookでオンライン母乳育児の集い開催!
もしご興味ご関心がありましたらラ・レーチェ・リーグ日本の公式ホームページでご確認ください。
公式ホームページ:http://www.llljapan.org/lll60fb.html
9/30FBグループ:https://www.facebook.com/groups/LLLIGlobalMeeting/
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