『機中八策』をご存知ですか?

ここんにちは。

先日、市内の青年会議所主宰の虐待防止勉強会が行われました。

繋がるカフェという、地域の様々な活動家の方が集う会で同じテーブルだった方にお声掛けいただきましたので、足を運んでみました。

かねてより、市内にある児童相談所所長さんはとてもユニークな方で、全国的にも有名な方と伺っていたので、今回はまたとないチャンスと思い、喜び勇んで参加いたしました。


====以下引用=====

「機中八策®︎」は、児童相談所長渡邉直氏が考案した非暴力コミュニケーションの方法です。専門性の高いものではなく、一般に使われている行動・言動の切り札を見直すもので、保護者の方、支援者の方にすぐにでもご活用いただけるものです。子どもが「してほしいことをしない」「してほしくないことをした」とき、あなたはどのような対応をしていますか?ブルーカード(ひどいおとぎばなし)とオレンジカード(ほまれかがやきを)を使って、子どもに伝わりやすい円滑なコミュニケーションを学びましょう。 

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ついつい、わが子に向かって「◎◎したの?」「どうしていつもそうなの?「なんでわからないの?」「もう、携帯とりあげるよ!」「馬鹿じゃないの!もう!」などと、いわゆる暴力的な言葉「ブルーカードのカテゴリーの言葉たち」が口をついてでてきてしまうことも、ある、子育て期。。。


自己肯定刊を高く、また家庭という狭い世界の中での人間関係づくりの基本を学ぶ場であることを認識しているはずなのに、これがなかなか、毎日の暮らしの中で「オレンジカードのカテゴリーの言葉たち=感情とは切り離した落ち着きのあるポジティブな声掛け」ができるようになれたら良い。


「機中八策」は、日常生活や、街の中での大人同士、大人と子供同士の関係性の中で、文化として定着をしてゆくことを目標としているとのこと。親向け研修のツールというよりは、だれでも、一般的に使いこなしてゆけることができる社会に成熟するためのステップとして「ブルーカード」と「オレンジカード」を、視覚的に伝えることで、理解を広めてゆくことができると感じました。

パネラーの方から、「いちかわオレンジカード大作戦!」というご提案があり、会場に集った市内の人々は、にわかに笑顔に包まれました。


大人たちの責任、大人たちの関わり、大人たちがかける一言が、大切ですね。

機中八策について保護者向けの資料は←こちらから


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