エモーショナルサポート Emotional support ②

”母乳で育てたいお母さんを支援するボランティア団体”=ラ・レーチェ・リーグは母乳育児の情報提供や、励ます活動をしている団体です。2回目の講習会に参加。

母乳育児支援者としての、コミュニケーション研修CST1、CST2の続きで、「CST3」を受講しました。エモーショナルサポートのスキル習得を目指しての受講でした。


<キーワードをメモしておこうと思います>

・問題の所有者は誰か?(誰が、困っているのか?)

・「私メッセージ」の技法=①私を困らせている行動 ②私の感情 ③私への具体的な影響

※「私メッセージ」の効果的な発し方は、「言葉の棘」を削除すること。状況を、まるでビデオ撮影をしているかのように、描写すること。事実を述べる事。批判や嫌みは入れない事。

・「私メッセージ」への反応=①もっと知りたい ②解決したい ③傷つく・心配になる・動転する・防衛的になる・抵抗したりする

※何らかの自己防衛反応が出たら、「共感」に戻ることで、より良い関係性になるきっかけになる。

・リミットセッティング(限界設定)=①心地よさを守るため ②選択肢がない時 ③嫌な気持ちにさせずに「ノー」と言うとき 

※相手への共感や、場合により褒める。ブレずに繰り返して「限界設定」を言葉で伝えること。

・問題解決法に必要なことは、「相手にも自分にも安全な環境(場所・時間)設定」

具体的には・・・

①問題をニーズとして捉える

②可能な解決策をブレインストーミング

③皆にとっての最善策を探す

④誰が何をいつまでにやるのか計画する

⑤計画を実行に移す

⑥少したってから結果を評価

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エモーショナルサポートのコミュニケーション技法を確実に身につけるには、訓練が必要です。

ファシリテーターの先生によると、約3年程の時間が必要とのこと。

そして、こうした技法を我が子に対して粘り強く日常的に使ってゆくと、子どもは素直に反応をしやすく、またこうしたコミュニケーション技法に触れてゆけばゆくほど、自然と子どもにも定着し、親から子へと手渡してゆくことができる、とのこと。


人間関係において、課題や問題解決への取り組みが、より良い関係性を築くきっかけとなり得る。そして相手の感情を上手に受け止め、相手が持つ「希望」や「解決能力」を自然に引き出すことができる人に、育ってゆく。あー、なんてすばらしいんだろう♡


3年後の、我が家の子ども達に乞うご期待♡

そ・・・、その前に、わたしがしっかりとCST1、2、3を復習せねばーw


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